獣医腫瘍科認定医T種とは?

 

日本獣医がん学会が

獣医腫瘍科認定医T種試験を受験した獣医師のうち、

腫瘍を実践的に診断・治療できる

認定した獣医師に合格証を送ります。

すべての獣医師が受験できるものではなく、

まず獣医腫瘍科認定医U種試験に

合格していなければいけません。

  

認定医T種試験を受験するためには、

まず、認定医U種試験に合格する必要があります。

さらに、認定医T種試験は1次試験と2次試験があり、

1次試験に合格したもののみ2次試験への受験資格が与えられます。

認定医T種1次試験の合格証です。

2002年1月に第1回試験が行われ、

その後、1年に1回冬に行われています。

がん研究会ががん学会に移行してからは、

東京での学会開催が夏に変更されたため、

第9回から2010年7月に行われ、

その後、1年に1回夏に行われる予定です。

 

 認定医T種2次試験は、数名の試験官との面接試験であり、

スライドで実際の症例の写真が目の前に与えられます。

試験管よりどのように診断し、治療を進めていくかを問われ、

X線写真、血液所見、細胞所見なども表示され、

実際の腫瘍診療に必要な知識、技量を問われます。 

上記の試験に合格してはじめて、 獣医腫瘍科認定医T種と認定されます。

下の写真がその合格証と認定証です。

T種2次試験は、

2002年7月に第1回試験が行われ、

その後、1年に1回秋に、試験が行われています。

以下の写真は、1種2次試験の合格証と認定証です。

がん研究会ががん学会に移行してからは、

認定医の資格に更新制度が導入されました。

これにより認定医の資格に期限がもうけられ、

期限内に決められた条件が満たされない場合は、

認定医の資格が失効されるようになりました。

条件を満たした場合は、専用の手帳に判子が押されます。

規定の判子数を得られれば、資格が更新されます。

以下の写真は、更新手帳の画像です。

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現在、日本獣医がん学会が認定している

獣医腫瘍科T種認定医の取得者の一覧です。

 

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