放射線治療

 

放射線治療とは、文字通り放射線を用いて腫瘍を治療する局所療法です。

放射線治療にはいくつか種類がありますが、

獣医療で可能なのは、特殊な装置を利用して、

動物の外側から放射線を照射するものです。

現在、放射線治療が可能な施設は限られており、

理想的な放射線治療が可能な超高圧放射線を

設置している施設は、日本で多くありません。

超高圧放射線と常用電圧放射線の違い

放射線治療の長所

外科と違い、摘出できない部位でも治療可能。

患部の形態と機能を温存して治療することが可能。

放射線治療の短所

放射線障害が発生する事あり。

(皮膚での急性湿疹などの早期障害や発ガンなどの晩発障害)

数回の麻酔が必要。

治療できる施設が限られている。

放射線治療を行える技術者の絶対的な不足。

 

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